建築巡り【ストックホルム市立図書館】
飛行機に乗りたい気持ちが高まる中、なかなか旅の予定が立てづらい昨今、つい飛行機の写真をあげてしまいます。
それは、まだ、コロナなど出る前のこと、
いつか直に訪れて観て観たいと思っている場所へ、
行ける時に行きましょう!と訪れたのは、ある図書館でした。
ストックホルム市立図書館
何かの本で観た時から、いつか必ず訪れたい、と思っていた場所の一つでした。
何時間過ごしたことでしょう。
ライトであったり、机の丸みであったり、
さりげないディテールに
ここで育まれ、積み重ねられるものを想いました。
日本の漫画もいくつか置いてありました。
作品として鑑賞されるだけでなく、図書館として日常機能しているところがまた良いなと思います。
旅で出会った忘れられない味2【モロッコのカスバで】
それは、友人と出かけた2度目のモロッコ旅でのこと。
現地のツアーに入って、世界遺産でもある「アイトベンハッドゥ」という
カスバを見て回りました。
ツアー集団から外れふらりとあちこち覗いて歩いておりました。
そろそろ、集合時間?みんなに追いつこう、と歩いていたところ、
通り過ぎかけた建物の暗がりから何やら音がしました。
振り返ると、女の子が石臼のようなものを動かして作業中でした。
確か写真は断られたのだったと思いますが、何をしているのかな、とジェスチャーで覗き込むと、アーモンドの殻を割っていたのか、私の手に割りたてのアーモンドを乗せてくれました。
私もお礼に小梅ちゃんを差し上げたように思います。
笑顔でわかれ、慌ててバスに戻りながら、
口に含んだ生のアーモンドは、
とにかくみずみずしくってフルーティー!
今まで味わったことのない美味しさなのでした。
それ以来、なんとかもう一度味わいたいものだ、と、アーモンドの種を入手すると植えてみたり、いろいろチャレンジするのですが、未だ、あの味には再会できていません。
旅の思い出の味は、その時の状況や気持ちや様々なものもスパイスとして加わっているのでしょうか?
それでも、また、いつか、あの美味しさを味わってみたいな、と時折思い出すのでした。
旅で出会った忘れられない味1【ポルトガル】
ハンモックに目覚めたポルトガルの宿で、もう一つ目覚めたもの、
それは、手作りのオリーブオイル、でした。
宿での日々の食事は、この旅で最も美味しかったのですが、
何気なく出されていたオリーブオイルもまた、くせがなく、なんとも言えない美味しさだったのでした。
ペットボトルに入れてもらって購入して帰った記憶があります。
また、味わいたい味の一つです。
満月の思い出【ポルトガル・アレンテージョの花畑で】
これほど自宅に長くいる日々は初めて、の自粛生活で早々に購入したものは「ハンモック」でした。朝に、夕に、とゆらゆら揺られて空を眺めていると、幸せな気持ちになり、旅には出られないけれど、旅の情景がたくさん思い出されます。
ハンモックが憧れの一つになったのは、ポルトガルの旅でした。ファドという音楽を聴きに行こうと、計画を立て出かけたひとり旅。
旅の中盤に日本人の方が当時されていた宿に宿泊。ここで出会ったのがおそらく最初。
アレンテージョ地方の大草原の中にあるその宿の、庭の木にくくりつけられていた心地よさそうなハンモック、でした。
もともとのんびりと暮らすように旅をしたい方なので、あまり予定は詰め込まないで出かけます。日がな一日、そのハンモックをお借りして、ゆらゆら揺られながら、お昼寝、そして、置いてあったアンデルセンの本等を読んで過ごしました。なんとも幸せなひとときです。
その景色によく合っていたアンデルセンの本は「絵のない絵本」という本で、お月様が見たものをある絵描きに話して聞かせる全33夜、でした。
毎晩、宿のベッドで深夜に目を覚ますと、まぶしいほどのお月様が窓からこちらをのぞいておりました。
アンデルセンはこういうところからあのお話を書いたのかな、と自然に思える見事なお月様でした。
旅ブログ、はじめます。
2020年7月1日、ひっそりとブログをはじめました。
コロナ自粛生活でおとなしく過ごすほど、コロナ前の様々な旅の情景がふと浮かびます。
旅にまつわる思い出や、旅に出る方の参考になることも書いていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。